
ロゴは一見シンプルですが、建築的な視点で見ると、
私たちが大切にしている “空間の考え方” が内包されています。
正面から見ると、
三角屋根と小さな煙突を備えた家のシルエットが浮かび上がります。
これは、人が安心して暮らせる「家」という普遍的な原型を象徴しており、
住まい手の営みをやさしく包み込む存在としての建築をイメージしています。
一方で、右側のラインに目を向けると、
立体的に跳ね出したバルコニーを連想させる形が現れます。
横方向へすっと伸びるラインは、私たちが実際の設計で多用する
「跳ね出し」「奥行きの操作」「斜線との対話」など、
立体的な建築操作を象徴しています。
この 正面=住まいの原型/側面=創造的な立体操作 という二面性が、
“安心感のある普遍性” と “建築家としての創造性” の両立を表現しています。
そして、屋根のラインが自然に「N」へと連続していく形状は、
ArchiNate の理念そのものを象徴しています。
ArchiNate という名前に込めた意味
ArchiNate は、
Architecture(建築) の “A” と、
generate・create・curate など、
創造・編集・構成という行為を表す “n + ate” を組み合わせた名前です。
建築という専門領域に、
“生み出す・創り出す・価値を編む” といった動きを重ねることで、
「建築を軸に、あらゆる創造を生み出す存在」
という理念を表現しています。
“ate” が象徴する3つの行為
- generate(生み出す)
- create(創り出す)
- curate(選び・構成し、価値を生み出す)
「ate」には“動き続ける言葉”のニュアンスがあり、
ArchiNate という名前には、
静的な肩書ではなく、常に創造し続ける姿勢 が込められています。
「N」に込めた意味 — 無限に広がる創造のプロセス
ロゴの中心に描かれた「N」は、
ArchiNate の核となる思想を象徴しています。
数学における “n” は、「未知数」というよりも、
“どんな数でも成り立つ一般形” を示す記号です。
つまり、ひとつに限定されず、
いくつにも姿を変え、どこまでも広がっていく開かれた概念。
ArchiNate の「N」も、まさにその考えを継承しています。
- 形に縛られない創造性
- 建築からデザインへ、思想へ、テクノロジーへ広がる発展性
- 無限に連鎖する “価値の更新”
ロゴの「N」が屋根の線から連続して描かれているのは、
創造が途切れず、次の価値へと繋がっていく姿 を表しています。
まとめ
ArchiNate のロゴは、
“建築の原型” と “創造的な立体操作” を一つの形に結びつけ、
さらに社名の理念である 創造の連鎖 を示したデザインです。
- 建築という軸
- 普遍性と創造性の両立
- 無限に広がる可能性
これらを最小限の線で表現したシンボルとして、
私たちが目指す世界観を体現しています。
